生成AIのChatGPTを開発したアメリカの企業、オープンAIが東京に新たな拠点を設立し、日本での事業を強化する方針を明らかにしたそうです。
オープンAIは15日、今後の日本での事業方針について記者会見を開き、東京を拠点に日本での事業を強化し、企業向けの生成AIサービスを展開するとともに、日本語や日本文化に特化したモデルの生成AIの開発を強化する方針を明らかにしました。
アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコに本社を置き、海外拠点はイギリスとアイルランドに続き、東京が3か所目となります。
会見には、オープンAIの日本法人の長崎忠雄社長も出席し、日本では営業や技術などのチームを立ち上げ、年内に十数名規模にする方針を示しました。
世界での高いシェアと豊富な資金力で先行するこうした動きに対して、日本企業は、業種や分野に特化する形でデータ処理の量を抑え、大規模なデータセンターを必要としないいわば“小回りがきく”戦略を進めているのが特徴だといいます。
先日、株式会社学情（本社：東京都中央区）が行った「ChatGPT」に関するアンケート調査では、仕事で「ChatGPT」を使用したいと回答した20代が7割に迫ったそうです。
「ChatGPT」の活用が当たり前となりつつある昨今、安全面などの課題はあるとはいえ、「ChatGPT」はこれからも世界で利用が広がるものとなるでしょう。
今回日本にも拠点が出来る事で、今後の安全面や信頼性の向上などが確立されていく事を望みます。
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