40代中学教諭が“過労死”で賠償命令

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2016年、富山県滑川市の市立中学校に勤めていた40代の男性教諭がくも膜下出血を発症し死亡したのは、部活動を含む長時間労働が原因だとして、遺族が富山県と滑川市に損害賠償などを求めた裁判で、7月5日、富山地裁は富山県と滑川市にあわせて約8314万円の支払いを命じる判決を言い渡しました。

裁判では部活動指導が「自主的」なものかどうかが争点となりましたが、富山地裁は「部活動指導は自主的活動の範疇に属さない」として、遺族側の主張を全面的に認めました。富山県と滑川市は控訴しないとしています。

記事によると、男性教諭が亡くなる前までの時間外勤務時間は3か月連続で100時間超え、倒れる前日までの53日間の間の休みはたった1日だけだったそうです。
また男性教諭は、県下の強豪校でもある女子ソフトテニス部の顧問を務めていたそうですが、男性はソフトテニスの経験がない中、その指導に熱心にあたっていたそうです。
毎月の100時間超えの時間外勤務は明らかに違法残業と言えますが、私からすると、担当する部活の経験が無いにも拘らず教師がその部活の顧問を務めるといった、部活動の顧問制度自体にも大きな問題があると思います。
教員不足と言われる昨今、せめて活動が盛んな部活動の顧問ぐらいはその道に精通した方を外部から召喚するなりしないと益々教員志望の若者が減り、悪循環でしかないのではないでしょうか?
未来ある子供たちの為に尽力したいと願い、教員を志す若者達の芽を摘む事のない様にしてもらいたいものです。

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