【文系それとも理系】文理選択めぐる生徒たちの悩み 「理系が将来有利」「文系専攻は実用性に欠ける」

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スタディプラス株式会社(東京都千代田区) の『Studyplusトレンド研究所』は、公益財団法人山田進太郎D&I財団(東京都港区)と共同で、2023年6月と7月に「文理選択」に関する調査を実施しました。その結果、文理選択の決定タイミングについて「中学生時点で決定済み」と答えた割合は、理系が約4割、文系が約2割となり、理系より文系のほうが遅い傾向がみられたそうです。

続けて、「文系または理系を選択した理由」を複数回答で答えてもらったところ、文系の選択理由は「理系科目が苦手だったから」(49.9%)、「理系科目が嫌いだったから」(32.4%)、理系の選択理由は「理系で学べる内容に興味があるから」(55.6%)、「理系科目が好きだったから」(54.2%)が上位に。

また、文系を選択した生徒に対して、「選択した理由」を教えてもらったところ、男子は「文系で学べる内容に興味があるから」(47.7%)が最多に。一方、女子では「理系科目が苦手だったから」(53.4%)が最多となり、男子が学びの内容への興味・好みを示したのに対して、女子では理系に対するネガティブな理由が、男子より高い傾向が見て取れました。

他方、理系を選択した生徒に対しても「選択した理由」を教えてもらったところ、男子は「理系科目が好きだったから」(54.2%)など、文系と同様に学びの内容への興味・好みを示す項目が上位となった一方で、女子では「理系進学した後の就職・職業などの将来像が見えたから」(44.8%/男子比+9.7pt))といった将来的なキャリアを見据えた理由が男子より割合として高くなっていました。

多くの学生は、高校1年生の秋~冬にかけて文理選択の決断を迫られる事になるようですが、やはり最近は将来を見越して早い段階から理系を選択する生徒が多い様ですね。
ただ、今回のアンケートには、「文理選択後に文系または理系を選んだことを後悔したことがありますか」といった設問もあり、「後悔がある」と回答した生徒は、男子生徒が18.5%、女子生徒では21.6%と約2割が「後悔がある」と回答したそうです。
文理選択は今後の大学や就職といった自身のライフプランにも影響があるので決して簡単に決められる様な事ではありませんが、文理選択を迫られるまでに少しでも多くの情報を入手し、自分自身にあった選択をしてもらいたいと願います。

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