「汗水流して働くよりは、楽して稼ぎたい」闇バイトで逮捕される若者たちが増え続けるワケ

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令和3年1月1日から同月29日にかけて、法務省法務総合研究所が犯罪者、非行少年に行った調査(犯罪者・非行少年の生活意識と価値観に関する研究)によると、「『汗水流して働くより、楽に金を稼げる仕事がしたい』の項目について『そう思う』に該当する者の構成比は、対象者全体では43.3%であったが、若年層において構成比が高い傾向が見られ、20歳代の者(50.3%)が最も高かった」とあります。

警察庁の調べによれば、オレオレ詐欺や還付金詐欺など特殊詐欺の検挙人員をみると、平成27年(2015年)の2506人以降、令和4年(2022年)の2469人まで、毎年2000人を超えているそうです。
また、令和4年に特殊詐欺などの犯罪に従事した少年(18歳以下)の検挙人員は、477人で、前年比より44人増えており、この割合は全体の総検挙人員の19.3%だったそうです。また、少年の検挙人員の73.2%が『受け子』(349人)であり、受け子で検挙された5人に1人が少年だったとの事。

少年が特殊詐欺に巻き込まれるのは、スマホで簡単にアクセス可能な「闇バイト」の存在が大きいといえます。本人は、一度きりの仕事で金銭的な困窮や急場をしのぎたいだけと考えているかもしれないが、実際は、闇バイト応募時に顔写真や身分証明書の写真を送るように犯罪組織から要求されるため、一度関与したら抜けられないシステムになっています。

自身の子供が闇バイトに関与したらどうしますか?
きっと皆さん「うちの子に限って」と思われている事と思いますが、こうした現代社会では、YouTubeやインスタ、TikTokなどで、キラキラした場面を切り取ってネット公開し、「お金こそが正義」「ラクして稼ぐ奴が賢い」と煽る風潮も相まってこうした「闇バイト」が本当に身近な存在になっているようです。
自身の子供が闇バイトに巻き込まれない様にするためには、まず我々大人もバイトに関する最近のトレンドに詳しくなること、そしてそれを子供と共有し、危険性についてきちんと説明してあげる事がとても大切だと思います。

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